過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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262:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/29(木) 18:09:43.65 ID:qPbJwa1+0
医師は、おそらく正直に言ったので
あろう言葉を淡々と返すと、静かに続けた。

『眠らないのならば、かえって効率的ではないのですか?』

「……何?」

問い返した絆に、医師は何の疑問も抱いていない声で言った。

『二十四時間、敵の脅威に対応することが可能です。
無論、どうしてそのような弊害が生じたのかは
詳しく調査をさせていただきます。
しかし、元々バーリェとは戦闘に使うために生み出された
弾丸生命体です。四肢のどこが欠損していようと、
眠らなかろうと、結果的に戦果を発揮できれば
それでいいのではないでしょうか』

「…………」

絶句して絆は息を呑んだ。


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