過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:29:06.16 ID:FSFT7ye80
「……そのようなわけでは、ないのですね」
どこか寂しそうな言葉を聞いて、
絆は口をつぐんだ。
そしてしばらく押し黙ってから言う。
「残念ながら、俺に障害はない。
だけど、しばらくはこのままだ」
ギプスがはめられた手を伸ばして、圭の頭を撫でる。
「お前と一緒だな」
「一緒……?」
怪訝そうにそう問いかけ、彼女は少し考えた後呟いた。
「……そう、ですね……」
「…………」
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