過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:30:30.36 ID:FSFT7ye80
それこそ、触れて壊れる綿菓子のように
繊細に扱わなければ、おそらく慣れてはくれない。
焦らず、時間をかけてやるべきだ。
看護士の女性に付き添われて圭が待つ廊下に出てきた時、
しかし絆は、当初の元気はどこかに行ってしまい、
有体に言えばヘロヘロの状態になっていた。
車椅子の隣のソファーにどかりと腰を降ろして息をつく。
金具を入れられた場所を随分と弄られた。
ギプスが取り替えられて新しいものになっているが、
まだ麻酔が効いていて足の一部に感覚がない。
疲れた風の絆を見て、圭は首を傾げて口を開いた。
「どうかされたのですか?」
「いや……少し疲れただけだ。心配するな」
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