過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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287:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/31(土) 22:35:40.57 ID:FSFT7ye80
面と向かって言われるのは初めてのことだが、
絆は他のトレーナー
――かつての絃を除いて――と違って、
バーリェと共に戦場に行くことから、
自分がそう呼ばれていることは知っていた。

いつの頃からかそれが形骸化していた。

バーリェは消耗品だ。

それと一緒に戦うなど、愚の骨頂。

そう思っているトレーナーも多いことは、
周知のことだった。

だから目の前で馬鹿にされても、
特に何を思うこともなかったし、
第一絆はエフェッサーが、
他のトレーナーでさえも信用できなくなっていた。

傍らで、五体満足の椿のバーリェを見て
表情を曇らせ、下を向いた圭の肩にポン、と手を置く。


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