過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
288:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/31(土) 22:36:26.76 ID:FSFT7ye80
そして撫でてやりながら、絆は口を開いた。

「で、何か用か?」

椿が、それと見て分かるほど端正な顔を歪ませた。

そして彼女は、吐き捨てるように絆に言った。

「成る程ね。ハイコアを授与されたと聞いたから
見に来たけど、他の雑多なことには見向きもしないって訳。
いいご身分だわ」

「ハイコア?」

「知らないとは言わせないわ。
あなたの隣にいる『出来損ない』のことよ」

頭ごなしに出来損ないと言われた圭が
目を見開いて萎縮する。

絆は、しかし激昂することなく静かに彼女に返した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/288 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice