過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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338:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:02:43.11 ID:6Wpsnxgd0
絃はプロジェクターの電気を消し、
暗い笑みを発した。

『ついては、本日十五○三十に、
エフェッサーの本部拠点に一斉攻撃をかけ、
壊滅させようという議案が先ほど可決された。
我々はエフェッサー諸君に対し、フォロントンを拠点に、
以前とは違い逃げも隠れもせず、全面戦争を宣言する。
この放送を聞いている者は、
我らの圧倒的兵力の前に崩れ落ちるエフェッサーの姿を
目の当たりにすることだろう』

「…………」

言葉をなくした絆を前に、モニター前の絃は
右手を天に向かって突き出した。

『亡き魂と、これから亡くなるであろう魂達の
鎮魂を祈り、放送を以上とする。我らの新世界のために』

ブツリ、と放送が消えた。


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