過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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388:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/04(水) 19:38:24.65 ID:jX4+wWw10
「やめろ……!」

唸るように呟き、モニターを睨みつける。

駈が歪んだ暗い笑みを浮かべ、静かに言った。

『やれ』

バーリェ達が、次々と死星獣に向かって落下していく。

合計十八機の特攻隊が、放物線を描いて落下していく。

爆弾の重さに、機体が耐え切れないのだ。

――やめろ。

やめろよ。

こんなことのために育てたんじゃないだろう。

こんな風に命を散らせるために、育てたんじゃないだろう!

怒鳴ろうとして、すんでのところで自制する。


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