過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/05(木) 19:24:15.94 ID:XF4r8r6f0
カメラアイを光らせながら、
それは六枚の翼を翻して下がり始めた。
……間違いない。
直感で絃と思ったが、あの死星獣の中には、
人間かバーリェが乗り込んでいる。
おそらく、バーリェの吶喊と味方の被害を見て、
第二陣があることを警戒したのだろう。
本部を取り囲んでいる飛行型死星獣達が、
数歩後ろに下がる。
「システムノ全起動マデ、後三百秒デス。
カウントダウンヲ開始シマス」
遂に、五分を切った。
これは……。
もしかしたら、間に合うかもしれない。
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