過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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407:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/05(木) 19:33:43.32 ID:XF4r8r6f0
渚が悲鳴を上げてシートにしがみつく。

そうでなくても不気味な浮遊感が
体を襲っているのだ。

しかし絆は、ガチガチと揺れる操縦桿を
強く握り締め、そのエネルギーの奔流を、
無理矢理調整して戦劫王に向けた。

薙ぎ払われたブラックホールの塊が、
ドッパァンッ! と水風船が破裂したかの
ような音を立てて砕け散る。

周囲に雨あられとブラックホールの破片が降り注ぐ。

そして、全長二百メートルほどに伸びた
エネルギー波は、数十体の死星獣を巻き込んで
紙風船のように炸裂させ、戦劫王に突き刺さった。


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