過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/21(水) 20:03:12.34 ID:QFoFaNuA0
そんな場所で人間が生活できるとは、
絆をはじめ他のトレーナーにも考えがたい
ことだったらしく、周囲にざわめきが広がった。
駈はまたサングラスの位置を直すと、
淡々とした口調で続けた。
「……その中でも最も有力視されているのが
フォロンクロンだ。早朝○七○○に一斉攻撃に移る」
「国立指定の立ち入り禁止区域を……攻撃するのですか?」
流石に戸惑いの色を隠せない様子の、
声を発したトレーナーを一瞥して、駈は静かに聞いた。
「不服かね?」
「い……いえ、決してそのようなことは……」
慌てて声を発したトレーナーが小さくなる。
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