過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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431:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/06(金) 19:46:54.85 ID:tCTVvjTx0
その肩と足の装甲が開き、
中のキューブ状の物体が四つ、高速で回転を始めた。

「いや……いやああああ!」

しかしそこで、飛来する針の山を見て霧が突然叫んだ。

命の死に様が脳裏に蘇ったのだろう、
恐慌を起こした彼女が操縦桿から手を離す。

途端に落下を始めた大恒王の
四つのキューブ体が真っ白に輝き……。

次の瞬間。

大恒王を中心とした、
半径千メートルほどの空間に、
リング状の衝撃波が広がった。

それは死星獣のコアを巻き込むと、
ジュッ、と音を立てて消滅させ、なお吹き荒れた。


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