過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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432:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/06(金) 19:47:37.73 ID:tCTVvjTx0
一拍後、リング状の衝撃波が走った空間が、
次々に「歪ん」だ。

そして半径一キロほどの空間が
ぐんにゃりとゼリーのように揺れ。

掻き消えた。

音もなく。

爆発もなく。

雪がバランサーを起動させて、地面に大恒王が膝をつく。

そして雪は、体からケーブルが抜けるのも構わず、
頭を抑えて首を振っている霧に抱きついた。

「霧ちゃん、しっかりして! 霧ちゃん! 
お姉ちゃんがここにいるよ、大丈夫だよ!」

霧が雪にしがみついて大声で泣き声を上げる。


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