過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
443:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/07(土) 19:59:36.52 ID:sVh0F2PK0
雪が、霧を抱いて自分を
何とかシートベルトで固定する。

「システムヲ再開シマス。全テノ設定ヲニュートラルヘ。
エネルギー循環経路、許容量ヲ三百十五倍デオーバー。
ハイコアの接続ヲ感知。
拘束規定事項をエマージェンシーコールレッドガ上回リマシタ。
殲滅(ジェノサイド)システムヲ起動シマス」

圭が、口の端を吊り上げて笑った。

その顔は、異常なほどに生気を感じさせないものだった。

機械的に左手を動かす圭。

大恒王のカメラアイが、フラッシュのように一瞬光った。

そして、エネルギーを切らせて力を失っている筈の
機械兵器は、いきなり勢い良く両腕を振り上げた。

「全装甲ヲ、『パージ』シマス」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/443 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice