過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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454:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/07(土) 20:07:06.36 ID:sVh0F2PK0
彼女達のエネルギーにより補助電源が働き、
大恒王が補助ブースターを点火させながら、
凄まじい勢いで、腰から砂地に着地した。

その左手に浮かび上がっていた灰色の球体が、
ボヒュン、と音を立てて消える。

絆は、気絶したらしい圭の体を抱きかかえながら、
赤い補助ランプが点灯している大恒王の中で、
ハッチを開く緊急ボタンを押した。

砂臭い煙が、鼻に飛び込んできた。

ハッチが競り上がり、
コクピットの防護壁がゆっくりと開く。

どこまでも広がる砂漠だった。

すり鉢型に抉れていて、徐々に炸裂の
中心部に向かって砂が移動している。


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