過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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471:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:13:18.19 ID:KsGx2YfE0
「だが結果的にそれは『できなかった』と言える。
今回の起動も、ギリギリのラインでの奇跡的な成功だ。
大衆はその奇跡を求めてもいるが、
同時に求めているのは『身の安全』、
それ一つだ。自分達の身の安全を脅かすものは、
たとえ味方であっても世論は支持しない」

黙り込んだ絆に、駈はポケットに手を入れて、
壁に背をついて続けた。

「今回の大恒王の戦闘記録を照会して、
世界連盟が百九十八カ国の賛成を得た上で、
あの兵器の凍結を求めてきた。
近く大恒王は凍結される」

「そ…………そんな…………」

ベッドに崩れ落ちた絆に、駈は淡々と言った。


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