過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
473:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/09(月) 17:14:47.95 ID:KsGx2YfE0
一瞬押し黙って、駈は口を開いた。

「本部のトレーナーや職員達の大半は、
避難していたため無事だ……渚管制官も無論だ。
現在別の病室で治療を受けている。
君のバーリェ、D77(雪のこと)と、
S93(霧のこと)も無事だ。
D77は少々体調を崩しているが、
数日でまた戦闘に出せるようになる」

「…………」

絆は、こみ上げてきた苦い感覚を
無理矢理に飲み込んで、小さな声で聞いた。

「……S678(圭のこと)は?」

「君達の身柄をこちらで拘束する代償は、
S678を研究素材として、
世界医師連盟に提供することだった。
持っていかれたな……既に」

「何……だって……?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/473 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice