過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/16(月) 19:31:33.31 ID://P1Hl+o0
確かに、純は普通のバーリェよりも
格段に強く体がつくられている。
組成的には命に近い。
だからといって眠らないのは相当な負担のはずなのだが、
絆はあえてそこは追求しなかった。
何かあれば、本人から言ってくるだろう。
そう思ったのだ。
しかし、だからと言ってバーリェを
置いて一人だけ寝るのははばかられた。
不安が残る。
少なくとも渚が起きてくるまでは待っていようと、
絆はソファーに体を沈み込ませた。
そこで、不意に部屋の中にチャイムが鳴った。
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