過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
574:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/16(月) 19:50:46.61 ID://P1Hl+o0
「駄目だ」

しかしそれを打ち消して、
絆は傍らの渚に掴まりながら立ちあがった。

「俺達も一緒に行く。お前だけじゃ不安だ」

純が歯を噛んで口を開きかけたところで、
部屋の扉が開いた。

上層部の認証キーがないと、
外部からトレーナーの部屋を開くことは出来ない。

息を切らした駈が、部屋に駆け込んできた。

「絆特務官、出撃だ! 
多数の死星獣に艦が取り囲まれている。
七百番台の機体を使いたまえ!」

「……了解した」

頷いて、絆は車椅子に座り込んだ。

「行くぞ、純。準備をしろ」

抑揚を抑えて、彼はそう言った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/574 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice