過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/18(水) 19:25:28.50 ID:P18S44Kp0
「性懲りもなく……!」
絆は怒鳴って、操縦桿を握りこんだ。
「私にやらせてください!
どうしてあなたが操縦しなければいけないのですか、
非効率的です!」
純が悲鳴のような声を上げる。
絆は、しかし彼女を無視して渚に向かって声を貼り上げた。
「エンクトラルライフルを使う! スタンバイ!」
「はい!」
機体の後部から幾段かに分かれた砲口がせり出す。
それを前方に向け、
絆は空中でホバリングしながら狙いを定めた。
「エンクトラルライフル、フルチャージ。撃テマス」
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