過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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606:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:02:16.26 ID:Xk7rhViu0
状況がさっぱり分からず、情けない声を発する。

圭はまたクスリと笑うと、
絆に向かって口を開いた。

「いいえ。ここは『バーリェ』の中です」

「バーリェの中……?」

いつか見た夢の、愛と命が遊んでいた光景が蘇る。

その夢と、今の状況が酷似していた。

「どういう意味だ? バーリェの中って
……お前の心の中なのか?」

「いいえ。特務官様はひとつ、
大きな思い違いをしています」

圭が静かに言う。

「思い違い……?」


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