過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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609:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:04:21.54 ID:Xk7rhViu0
『状況が理解できないのは分かります。
ですが、今回は「バーリェ」があなたの「意思」に
コンタクトをとることを決定しました。
私達は、その端末情報から複製された
データの一つに過ぎません』

また文の姿が掻き消え、元の圭の姿に戻った。

圭は砂浜に車椅子をゆっくりと進め始めた。

正方形だった空間が歪んで、
またどこまでも広がる砂浜を形作る。

慌ててそれを追った絆が脇に並んだのを見て、
圭は口を開いた。

「驚きましたか? 他にも、『バーリェ』は、
あなたの望む端末情報を提供することができます」

「つまり……バーリェの核のようなものがあって、
お前達はその核から複製された
データに過ぎないと言いたいのか?」


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