過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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610:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:05:09.68 ID:Xk7rhViu0
「そうです」

「死んだら、その情報が核に統合されて
また一つに戻る。
だから、意識生命体として
存在することができると……?」

「……あなたが瀕死の状態になった時、
バーリェの統合体は、意思にアクセスしやすくなります。
人間の意識も、簡単に言ってしまえば
データの集合体です。
あなたの意識をハックして、その中に潜り込んでいます」

ゆっくりと進みながら、圭は前を向いた。

「俺が、今瀕死の状態……?」

「はい。右肺に大きく穴が開いてしまっています。
このままでは、遅からず
あなたは死んでしまうことと思われます」

「…………」


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