過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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616:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:08:48.26 ID:Xk7rhViu0
そして絆の手を引きながら歩き出す。

「……絃様は、世界の持つ歪みに気づいてしまわれました。
元老院の隠している大きな事実を、知ってしまったのです」

振り返らずに、淡々と桜が話しだす。

「そしてその歪みを修正するためには、
あなたの存在が邪魔なのです。
絃様の本当の狙いは、バーリェの存在を肯定して、
その意義を証明してしまっている
『あなた』を消すことです」

「何だって……?」

思わず問い返した絆に、桜は頷いて振り返り、言った。

「バーリェは、人間の生きているこの世の中に
存在してはならないロストテクノロジーの一つです。
元老院は、それを起動させてしまいました。
そして、それと同時に死星獣も起動され、
世の中に解き放たれることになりました」


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