過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/22(木) 20:25:18.83 ID:sON2xcHy0
……一瞬、霧が
――陽月王は、危険です
と言いかけたことを思い出す。
彼女は、何を言いたかったのだろうか。
自分以外のバーリェを乗せるなとも言っていた。
それは、陽月王の持つブラックボックスに
よるものなのだろうか。
だとしたら、俺は。
それを確かめなければいけない。
絆は手が白くなる程松葉杖を握り締め、
渚に先導されてオペレーティングルームを出た。
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