過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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622:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:12:39.79 ID:Xk7rhViu0
桜はそう言って、腕時計に視線を落とした。

「……もうじきあなたの意識が覚醒します。
ハックが解けます」

「待て! まだ聞きたいことは沢山ある!」

「残念ながらタイムアウトです。
私達は、これからあなたの体の治癒力を高めるため、
あなたの体組織に対してハックを行います。
それ故通信は途絶されます。ご了承ください」

桜の姿が、ザザッ、と音を立てて歪む。

「待てよ! 桜、みんな!」

慌てて桜の肩を掴もうと手を伸ばした絆の体が、
彼女の体をすり抜けた。


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