過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:36:45.51 ID:+IntTbT/0
絆はゆっくりと目を開いた。
飛空艇が飛行する低音が響いている。
自分を囲むように、コクリコクリと
首を揺らしている渚の姿がまず目に入った。
ソファーには、互いに寄りかかるようにして
雪と霧が眠っている。
パラ……と本をめくる音が止まり、
絆が眠っているベッドの隣の椅子に、
腰を下ろしていた純がこちらを向いて口を開いた。
「おはようございます……という表現は
おかしいかもしれませんね。
現在は、夜半の二十時を回っております」
「ここは……」
「フォロントンに向かう途中の飛空艇の中です。
あなたは、戦闘後二十二時間三十分程昏睡状態でした。
まだ体に麻酔が残っていると思います。
動かないほうがいいです」
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