過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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633:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/21(土) 21:37:30.17 ID:+IntTbT/0
確かに、言われた通りに体に感覚がない。

鼻には奥まで長いチューブのようなものが
取り付けられている。

呼吸器だ。

慌てて胸を見ると、包帯が幾重にも巻かれていた。

「手術(オペ)をしたそうです。
驚異的な生命力だと皆様が仰っていました。
私は、もう目を覚まさないものと思いました」

淡々とそう言って、純は立ち上がって近づくと、
ナースコールのボタンを押した。

そして絆の額に自分の手を当てる。

「熱は……まだありますね。
抗生物質の投与を大量に行ったようですが、
その副作用だと思われます」

「お前……」


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