過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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655:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:42:26.75 ID:2BLGZ8KQ0
「直感……? そんな不確定な第六感に、
私達は救われたというのか?」

「そうなるな……」

呟くように言って、絆は鼻のチューブを指でさした。

「これは抜いてはいけないのか? 
喋りづらくて叶わない」

「抜けないと思うがな。
無理にやろうとすれば呼吸困難になる可能性が高い」

「…………」

ため息をついて、絆はベッドに横になったまま、
眠っている雪と霧を見た。

彼の視線を追うようにして駈が口を開く。

「……ここで寝かせていていいのか?」


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