過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:45:04.31 ID:2BLGZ8KQ0
「そういう考え方は好きじゃない。
喧嘩を売っているのなら、出ていってくれ」
「気に触ったのならば謝ろう。他意はない」
そこで一旦言葉を切り、
駈はコーヒーの残りを口に流し込んだ。
「単刀直入に聞こう。戦闘は可能なのか?」
問いかけられ、絆は一瞬押し黙った。
そして自分の体を見回す。
各部に点滴や器具が装着された体。
ギプスで覆われた手と足。
日常生活さえも満足に行えない自分が、
果たして戦場に出ていって役に立つことができるのか。
それは、正直疑問だった。
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