過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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658:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:45:04.31 ID:2BLGZ8KQ0
「そういう考え方は好きじゃない。
喧嘩を売っているのなら、出ていってくれ」

「気に触ったのならば謝ろう。他意はない」

そこで一旦言葉を切り、
駈はコーヒーの残りを口に流し込んだ。

「単刀直入に聞こう。戦闘は可能なのか?」

問いかけられ、絆は一瞬押し黙った。

そして自分の体を見回す。

各部に点滴や器具が装着された体。

ギプスで覆われた手と足。

日常生活さえも満足に行えない自分が、
果たして戦場に出ていって役に立つことができるのか。

それは、正直疑問だった。


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