過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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698:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:17:49.58 ID:2BLGZ8KQ0
「全砲門を開放! 撃てええ!」

操縦桿を捻りこむ。

次の瞬間、大恒王を中心とした空間が、
今度は逆方向に歪んだ。

そして空間が元に戻り、火花をちらし始めた。

コクピットの中は、血まみれだった。

三人とも鼻や口からものすごい勢いで
血液を垂れ流している。

しかしそこで、雪が操縦桿を握って大声を上げた。

それは、彼女が見せたことがない激情の姿であり。

声にならない叫びだった。

空間が大恒王の力により歪み、
戦劫王を巻き込んでぐんにゃりと曲がる。


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