過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/25(水) 17:56:43.35 ID:JyuEt+7B0
「愛することは小さくない!
その他の何よりも強い、何よりも大事なことなんだ!
お前にはそれが分かっている筈だ、
理解できている筈だ!
お前みたいな人間を、ここまで変えちまう程、
愛は深くて恐ろしいものだったんだよ!
変わっちまったよ、俺も、お前も!」
「黙れ……!」
絃は銃を振り上げて絆に向けた。
「俺がそんな個人的感情で動いていたと
思われることは心外だ! 訂正を願おう!」
「黙るのはお前だ! 天使の端末を出せ!
死にたくなければ言うとおりにしろ!」
ミサイルの信管に銃をえぐりこむように突きつける。
絃は歯噛みして、銃を構えながら数歩後ろに下がった。
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