過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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748:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/27(金) 18:45:06.10 ID:pjq4rUFZ0
そこに飛び込むことも出来た。

出来たが、それは適わないことだった。

俺はここで死ぬ。

何もかもが終わったここで、
俺はもう役目を終えるんだ。

だからもう、苦しい思いはしなくていいんだよ。

もうお前達のように、
つらい思いをする子はいないんだ。

だから帰ろうよ。

一緒に、戻ろう。

……手を握られた気がした。

無理矢理に顔を上げたその先に、
みんなが笑っているのが見えた。

絆は、彼女達に手を引かれ――。


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