過去ログ - 男「自殺に、勇気などいらないよ」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 14:56:15.29 ID:2R8tP0cW0
父「……まぁ学校に行けないのは仕方ない。睡眠のリズムがおかしいとか、そういう病気なんだろ?」
母「ええ……あ、でも今は薬のおかげでぐっすり眠れているみたいよ」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:04:35.34 ID:2R8tP0cW0
男(えーと)カサカサ カチカチ
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:11:39.70 ID:2R8tP0cW0
シーン・・・
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:13:08.14 ID:2R8tP0cW0
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:16:19.99 ID:2R8tP0cW0
男(……どうしてだ)
男(今日は通院も兼ねて散歩してきたし、本屋で少しだけ読書もした)
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:19:37.79 ID:2R8tP0cW0
時計は夜中の0時過ぎを指している。
まだ目が暗さに順応しきれていない。
薬の副作用で口が渇く。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:22:49.80 ID:2R8tP0cW0
寝転んだまま上を睨む。
目の先は闇。
自然と眉間に力が入る。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:25:47.60 ID:2R8tP0cW0
苛立つ。
辛い。
憎い。
情けない。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:32:56.94 ID:2R8tP0cW0
真夜中の静寂。
刺すような、冷たさ。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:34:18.97 ID:2R8tP0cW0
と、不意に、静寂が破られた。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/22(木) 15:42:06.89 ID:2R8tP0cW0
男は、これまでの人生において、並の人間関係を築いてきた。
大人数と共に過ごす時間もあった。
その中で、気の知れぬ人と接する機会も少なからずあった。
人を気遣うことはあっても、人を故意に傷つけるということは皆無と言ってよかった。
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