過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/04/29(日) 00:29:50.00 ID:SbSAdX8/0
暴走する最終波動砲のプログラムは改変され、スゥは機体の制御を取り戻していた。
けれどそのプログラムは消失したわけではなかった。あるべき姿へと、進化を遂げていただけで。
それは真なる最終波動砲。そのデバイスは、ギガ波動砲のそれよりも遥かに多くのエネルギーの制御を可能としていた。
更には今討つべき目標、この空間そのものを破壊できるように、その攻撃範囲もまた広大だった。
目に見える空間のみではなく、それに隣接する異層次元にまでも破壊の嵐を巻き起こす。
ついに誕生した、これこそまさしく最終最後の波動砲であった。
最終波動砲は、機体の物質としての限界さえも超えたエネルギーを放出させる。
間違いなく、撃てるのは一発が限度。この一撃で、全てが決まる。
そして自らに終焉をもたらし得るものの存在に、バイドも気付いてしまったのだろうか。
発狂したかのように、無数のレーザーやバイドやフォースをばら撒いてきた。
その姿はまるで、何かを恐れているようにも見えて。
けれど、それは全てグランドフィナーレの機動に、まどかの魔法に遮られる。
「恐ろしいかしら、バイド?これはわたし達がお前達に与えられ続けてきた恐怖よ。
その恐怖の重さを知れ、その罪深さを知れ。お前は今、その報いを受けるんだ!」
「これは私達の希望と絶望が生み出した力なんだ。あなた達バイドが人類に与えた絶望が
それでも必死に抗い続けた人類が苦しい戦いの果てに見つけた希望が、全てを終わらせるんだっ!」
最早、躊躇うことなど何も無い。
ただありったけの力と意志を込めて、撃つ。
「「最終波動砲……発射っ!!」」
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