過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
1- 20
394: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/10(木) 21:09:09.11 ID:7AO1ihg40
その衝撃的な事実、さらに続けざまに投げかけられる残酷な言葉。
そんな言葉に心砕け、気力は萎え。そして屈してしまうのだろうか。
そんなはずがない。この程度の絶望など、バイドに比べれば余りにも矮小だった。
むしろその男の言葉は、マミの懸念に明確な答えを与える結果となっていたのだから。

「貴方達はそう言って、グランゼーラ革命軍との盟約も反故にしたのね。
 ……なんにせよ、その事実がわかっただけで十分よ。これで、私達も目的を果たすことができる」

「何を、言っている?」

くす、と小さな笑みが零れた。
恐らく人としての身体があったのなら、その規格外な胸を十全と張っていたことだろう。
それほどに自信に満ち溢れた様子で、マミはさらに言葉を続けた。

「直に分かるわ。さあ皆、初めて頂戴っ!」

その言葉と同時に、基地内に無数の衝撃が走った。
激しい衝撃に揺さぶられ、どうにか壁に手をついて男は、焦燥交じりの言葉を発した。

「何だ!何が起こっている!?状況を報告しろっ!」

「わ、わかりませんっ!突如として、基地の周りに無数のR戦闘機が出現、基地に攻撃を仕掛けていますっ!」

「なんだとっ!?く……っ、とにかく無人兵器を出撃させろっ!付近の基地に救援を要請しろっ!」

口早にオペレーターに指示を伝え、ようやく男はマミを睨みつけた。
その片手には銃を。その銃口をマミのソウルジェムを突きつけて。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
567Res/572.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice