過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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495: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/21(月) 21:04:39.96 ID:OsqIjkDy0
「……ほむら」

「ただいま、さやか、杏子」

「ほむらっ!ほむら……本当に、ほむらだっ!
 よかった……生きてて、くれたんだ。ほむらぁ……」

機体を降りたほむらを待っていたのは、二人並んで立っている、さやかと杏子の姿だった。
ほむらが帰ってきたと聞いて、持ち場を放り出してまでここへ迎えに来たらしい。
呆然としたように呟く杏子に、ほむらは小さく笑って答えた。
そうするや否や、さやかがほむらに飛びついた。
そのまま抱きつき、何度も何度も名前を呼んで。いつしかその声は涙声へと変わっていた。
抱きついたまま震えるさやかを、ほむらも優しく抱きしめて。

「ったく、ピーピー泣きすぎなんだよ、お前は。
 ……でも、本当に良く帰ってきてくれたよ。生きててくれたんだな、ほむら」

そんなさやかを茶化しながら、それでも杏子もほむらの肩を抱いて。

「一度どこか二度死んだわ。でも、助けられたのよ、私は。それは貴女のおかげでもあるわ。……ありがとう、杏子」

そしてほむらもまた、杏子の手に自らの手を重ね、優しく笑うのだった。


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