過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga]
2012/05/26(土) 19:50:53.72 ID:UDXMKSJP0
本日九時ごろより、最終回を投下します。
終わりです、それが望んだ終わりかどうかは分かりません。
けれど、これで終わりです。
533
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/05/26(土) 20:03:16.96 ID:+C7ma0PDO
煌めけ……終焉の奇跡!
534
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]
2012/05/26(土) 20:03:29.48 ID:IAUocWEMo
+ + + + +
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ +
(0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・) ワクワクテカテカ +
oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂) + +
. ∧_∧ ( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・) + +
以下略
535
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga]
2012/05/26(土) 21:00:41.32 ID:UDXMKSJP0
では、終わらせましょう。
長々と続いたこの物語に、幕引きと呼べるかどうかは分からない幕引きを。
終わらない物語の一区切り。これは、それだけのお話なのです。
536
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:01:23.69 ID:UDXMKSJP0
以下略
537
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:02:15.94 ID:UDXMKSJP0
「キミ達は、実に愚かだ」
眼下に映る群集を見下ろしながら、キュゥべえはそう呟いた。
そこは広大な講堂のような場所で、演説台の上に立っている男がなにやら熱弁している。
その声は、上で見ているだけのキュゥべえの元へは届かない。
以下略
538
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:02:45.28 ID:UDXMKSJP0
「一時の感情や浅薄な思想に支配され、何度でも同じ過ちを繰り返す。
キミ達はやはり、どこまでも愚かだよ」
再び、嘲るような呟きがキュゥべえの口から漏れた。
こんなことを何度も繰り返すうちに、いつしか完全に地球連合軍は地球至上主義の傀儡と成り果ててしまった。
以下略
539
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:03:22.31 ID:UDXMKSJP0
「そうして導いた先が、あの太陽系規模のナショナリズムかい?
まったく馬鹿げてるよ。どうしてわざわざ人類同士の同士討ちなんてことを始めようとしているんだい?」
その少女は、今尚熱弁を振るうあの男の娘。
そして彼の弁が世界を席巻するようにと願い、契約を果たした魔法少女。
以下略
540
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:03:52.83 ID:UDXMKSJP0
「分かるでしょう。人がどれほど戦いの中で進化を遂げてきたか。
そしてどれほど、平和という唾棄すべき間隙が人類を堕落させてきたか。
だから、人類は争い続けなければなりませんの。
戦う為に産み増やし、戦う為に進化を遂げ、戦う為にあらゆる所業を飲み込んでいく。
それが人の進むべき未来よ。私は、そんな未来の導き手になる」
以下略
541
:
◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/26(土) 21:04:37.20 ID:UDXMKSJP0
「それで、私の剣は完成したのかしら?」
「オリジナルナンバーは完成しているよ。量産型が完成するのは、まだ少しかかるだろうけどね」
剣、と少女は言った。
以下略
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