過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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ほいッスる
◆2PnxfuTa8.
[saga]
2012/03/26(月) 07:34:13.99 ID:EKup6GzM0
「おいブギー!なんであのまま行かせた!」
「あのこそ泥は私達を見てなんと言ったか覚えてますか?」
「……なんなんだお前ら、だったっけか?」
「ええ、その通り
彼が私達を倒して昇格を狙う悪魔憑きだったとして
ターゲットの顔を知らないなんてありえるでしょうか?」
「いや、お前顔変えたばっかりじゃねえか」
「いやいや、敵なら下調べくらいしてるでしょうし貴方の顔も知らなかったみたいですよ?
そもそもこの家には人払いの結界が張られていまして、ここに家があることを知っている人間にしか入れないんですよ」
「なるほどね、それでそれがどうしたってんだ?」
「あのこそ泥を使って私達を狙う悪魔憑きが居ると考えるべきでしょう」
「はん、なるほどね。下位の悪魔憑きが上位の者を殺して下克上を狙うなんていくらでもあるからな
俺だって何度か経験したしよ」
ウルヴィーは拳を握る。
「だがこいつは駄目だ、男らしく正々堂々一対一じゃなきゃあ駄目だ
許せねえなあ、俺の流儀じゃねえぜこいつぁよう」
「綺麗も汚いもありませんよ、戦いには」
「で、その策に対抗する術はあるのか?」
「あります、もうすでに手を打っていますから
向こうとしても貴方が居るとは思っていないでしょうしそれを利用させていただきます」
「報告されてたりしてるんじゃないか?」
「あの男は様子からして使い捨て
連絡系統がしっかりしているとは思えません
まあどう転んでも大丈夫なように手は打ってますからご安心を
――――さて」
ウルヴィーを部屋から叩き出すと素早く修道服に着替えてブギーは外に出る。
ガレージを開けて中からジムニーを出して乗り込む。
「クラインには既に蟲を仕込んで有ります
場所も分かりますから追いかけるのも自由自在」
「なに?ガキに蟲を使うとは随分なことをしてるじゃないか」
「違いますよ、私の切り札である蟲が入ったイヴィルベリルをもたせているってだけです
遅かれ早かれ彼女にも蟲を仕込んで私の使徒にするつもりではありますが……
まあ殺されるという事態はありえないでしょう」
「……はぁん、なるほどね」
ウルヴィーはそれを聞いて酷く獰猛な笑みを浮かべた。
【ブギーマンは笑ってる 第三話「ジュエルズ」 続】
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