過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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:
ほいッスる
◆2PnxfuTa8.
[saga ]
2012/03/28(水) 07:57:10.72 ID:M5E9iY+10
「これは素敵だ、それでは……ふふっ、貴女ともあろう人がうっかりしていましたね
フォークとナイフを忘れるとは」
「いえ、これで大丈夫です」
妙に自信に満ち溢れている。
「え?」
「あーん」
「あー……いやいやいやいやいや!?
そこまで私奉仕を求めてないですよ!」
「……そうですか」
「何故少し憮然としてるのですか」
「……なんでもないです」
「ああ、そういうことか
やれやれ……少しここに座りなさい」
ブギーはクラインの椅子を自分の椅子のすぐそばに寄せる。
クラインは言われるがままに座る。
「まあ貴女も子供ですしね
気持ちは分からなくもない
ほら、口を開けて?」
「ほーれふ(こーです)か?」
「あーん」
ブギーはクラインの口の中にサラダを運ぶ。
そういうことをされたいから、自分がそうしたのではないか。
と、一応心理学について少し齧ったブギーは結論づけた。
――――しかし違う。
とりあえずシャクシャクとサラダを食べるクライン。
「……何かが違う」
そもそもメイドと主人の筈だ。
なんで私はここまで可愛がってしまってるのだ!
とブギーは自分に激しく疑問を抱く。
「――――やはり、貴女が私にあーんすべきです!」
もはや全てがおかしい。
「最初からそうしようって言ったじゃないですか」
幼い子供にあーんしてもらう。
ロリコンでショタコンでマゾでサドでどうしようもない変態のブギーとしては望むところだ。
文字通り据え膳。
「ええい主人に口答えするとはこの駄メイドめ!
今日はお仕置きとして全部私にあーんしなさい!
それが終わったら魔術の訓練です、わかりましたか?」
お気づきだろうか?こいつわりと駄目なヤツだ。
「……はいっ!」
ツッコミ不在だ。
昨日の嵐が嘘みたいに空も笑う朝だった。
【ブギーマンは笑ってる 第六話「青空になる」続】
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