過去ログ - 結標「貴女なんて」白井「大嫌いですの」
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20:>>1[saga]
2012/03/25(日) 16:16:41.05 ID:twYxcOcAO
〜15〜

かくして汚れなき白と血塗られた赤はここに交差する。


御坂「うふふ、今年はあいつとクリスマスか♪」


人肌に溶けて、太陽に焼かれ、春に枯れる一片の六花。


御坂「そう言えばあいつと私の実家近いのよね」


人肌を焼き、太陽を拒み、春でさえ溶かせぬ永久凍土。


御坂「も、もし里帰りの時期合わせたりしたら」


花も咲かせず、実も結ばず、種すら残さぬ雪花の物語。


御坂「が、学園都市の外でも会えちゃうかも!」


押し固めたドライアイスのように、露を払う事もなく。


御坂「わーわー!どうしようどうしよう黒子!」


誰に看取られる事もなく、ただ気化して消え行く存在。


御坂「……って風紀委員の泊まりだったっけ?」


やがて形を失うそれを手に留める事は決して出来ない。


御坂「でも良かった……黒子が応援してくれて」


青い『春』の中に、白い『雪』の居場所はないのだから


御坂「黒子は、私の最高のパートナーだもん!」
 
 
 
 
 
――空間移動と座標移動が交差する時、物語は始まる――
 
 
 
 
 



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