過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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192: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/11(金) 02:48:29.61 ID:Lb8eNkgno

 それから程なくして二人は別れた。早速、明日また二人を誘って会う約束をして。
 帰路、夜空を見上げるマミの表情は晴れやかだった。再会を約束したから、笑顔で別れることができた。

 帰ったらキュゥべえを問い詰めるつもりだ。
そこで得られる魔法少女の真実は、おそらく重く厳しいだろう。
キュゥべえとも、これまで通りの関係ではいられないかもしれない。

 けれども迷いはなかった。
 友達を失うとしても、過酷な現実を突きつけられたとしても、受け止めてくれる逃げ場所があるから。

――命さんに真実を話せなくてもいい。ただ、傍にいて笑ってくれさえすれば。

それだけで、私は独りじゃないって思える。どんなに辛くても耐えられる。

だから私……今はもう、何も怖くない――




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