過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
↓
1-
覧
板
20
531
:
◆ySV3bQLdI.
[ saga]
2012/08/18(土) 23:08:14.49 ID:R7+xiHMjo
突然現れた二人組に、さやかは目を丸くしていた。混乱していたのだ。
謎や疑問が多過ぎて、何もかもがわからなかった。
まず、目の前の彼女は何ゆえ豹変したのか。
その正体とは。
そして、この二人の目的も。
男の名は涼邑零。
少女の名は佐倉杏子。
もっとも、さやかがそれを知るのはまだ先のことだったが。
この二人が敵か味方かも不明なのに頼っていいのか、とも考えた。
危機に晒されている今、頼る相手を間違えるのは死を意味するからだ。
だとしても、命よりは安全だと思えた。少なくとも、ただのナンパ男ではないだろうと。
さやかは直感的に判断した。
まず、普通は女連れでナンパはしない。隣の赤毛の少女が険しい目つきで、
明らかにこちらを睨んでいるのが気にはなったが。
また、何故と訊かれると答えに窮するが、彼には鋼牙と似たものを感じていた。
だから、今は信じてみよう。
「あの……」
と、声を出しかけるさやかだったが――。
「おっと、あんたに用があるのはあたしだよ」
佐倉杏子が手を掴んで引いた為に中断する。
少女とは思えない力で、有無を言わさず立たされるさやか。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/567.33 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1332687612/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice