過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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14: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/26(月) 05:21:04.42 ID:5OyPL7Mao
サキュバスA「うふふ……今、怖がらせちゃった?ごめんなさいね、可愛くてつい」

小馬鹿にするかのように、ゆるく抱き締めて彼女の後頭部に手を当てる。
まるで、泣く子をあやすかのようだ。

嘲弄するかのような仕草にも、もはや反応できない。
目の前にいる淫魔の、本心が見えないからだ。
本当に拷問を加えてくるようにも思える。
ただ反応を楽しんでいるだけにも思える。
どちらにも、絞れない。

サキュバスA「心配しなくても、『今日は』痛い事なんてしないわ」

ワルキューレは深く恥じ入る。
―――その言葉に、安堵してしまったから。
―――冷えた身体に、肌の温もりを感じてしまったから。

サキュバスA「そうね。差し当たって……ここから始めましょうか?」

優しく抱きしめたままの左手をゆっくりと下ろし、膝立ちの姿勢の彼女の尻を優しく撫でた。

ワルキューレ「ひゃっ……!」

こそばゆい感触が突き抜け、背筋がぴんと伸びる。
じゃらり、と手枷につながった鎖が揺れ、音を立てた。

サキュバスA「ふふ……感じやすいのね。小さくて可愛いお尻……」

撫で回しながら、更にいたぶるような言葉を連ねる。
鍛えられ、引き締まったヒップラインから太腿。
足指の先までも、隙なく美しい脚線。
小ぶりだが感度が良く、手に吸い付くような尻肉。
健康的な、淫魔とも違う魅力を備えた肢体は、不幸な事に淫魔の眼鏡にかなってしまった。

嫌悪感を滲ませながら逃れようと身体を揺するが、力を吸収され、更に抱き締められていては無駄な抵抗にすらならない。


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