過去ログ - 星空みゆき「ガンプラビルダーズ!」
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38:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:07:44.76 ID:F3Gya1gL0
そしてあっという間に2週間が過ぎ、対決の日になった。その3日前に入江が40度の熱を出すトラブルがあったが。
「大丈夫なんですか?」
模型店ユニコーンのガンプラバトルルーム。そのポッドの中には入江が、その傍にれいかが付き添っていた。その向かい側で蘇我が準備している。あちらも取り巻きだろうか、見たことが無い男子生徒が2人付き添っている。
39:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:10:11.02 ID:F3Gya1gL0
「アムロとチェーンみたいで!」
「ほ、本当ですか!?」
れいかの顔がパアッと明るくなる。
40:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:14:47.97 ID:F3Gya1gL0
「何かな?入江生徒会長のガンプラ!」
目を輝かせながら、みゆきはモニターを見る。戦艦アルビオンが映し出され、いよいよ出撃だ。
蘇我の取り巻き2人は臨場感があるほうがいい、と空いているポッドへ入っていた。
41:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:22:40.46 ID:F3Gya1gL0
「いい感じだ」
みゆき達の心配を他所に、入江はバトルエリアへ入る前に一通りの操作を行い感触を確かめる。
「狙い通りの感覚だ。後はこの戦いの中でこいつの声を聞くだけだ」
42:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:26:12.74 ID:F3Gya1gL0
「くらえぇ!」
サイコガンダムの両手10指からメガ粒子砲が発射される。
「避ける!」
43:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:28:06.38 ID:F3Gya1gL0
「なんやあれ!1対1やないんか!?」
「なんてことを・・・!」
あかねとれいかが画面を睨む。その目は怒りに満ちている。
44:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:32:02.65 ID:F3Gya1gL0
「さあ行くぞ、EX−S!」
入江はブーストペダルを完全に踏み込む。EX−Sはその操作に答え、取り付いた2体をそのまま、猛加速の世界に連れ込む。
「うわあああああ!!?」
「何が起こってるんだああ!?」
45:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:34:15.57 ID:F3Gya1gL0
「よぉし!!」
看板をEX−Sガンダムと間違えたのにも気づかず、ザクスナイパーに乗る取り巻きはガッツポーズを取った。スナイパーは楽でいい。相手の攻撃が届かない長距離で、一方的に攻撃すればいい。一発で仕留める快感はたまらない。
「さて、これでバトルしゅ・・・」
46:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:45:54.27 ID:F3Gya1gL0
「何をやってるんだ!役立たず共ぉ!!」
蘇我がわなわなと震え、叫ぶ。こんなはずじゃない。リアルに勝負は決まっていたはずだ。こんなはずじゃない。
「最後はお前だ!落とす!」
47:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:48:44.54 ID:F3Gya1gL0
『バトル終了!ウィナー、イリエ!!』
バトル終了のアナウンスが流れるまで、みゆき達は開いた口を塞げなかった。それと裏腹にれいかと真は笑顔だ。
「さすがだ。前より思い切りがいい」
48:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 14:02:21.84 ID:F3Gya1gL0
次回予告
みなさん、おまちかね〜!あかねやで!みゆきが出会った少年、天野雪輝君。でもな〜んか困っとるみたいや。
原因は同じチームメイトの我妻由乃と春日野椿。この恋する2人の暴走を、果たしてみゆきは止めることが出来るんやろか!?
次回、スマプリガンプラビルダーズ!『タッグバトル!恋にオドオド天野雪輝』に!レディ〜ゴー!やで!!
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