過去ログ - 勇者「お前が勇者をやってみろ」 魔王「どうしてそうなる?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2012/03/28(水) 01:23:37.13 ID:wqn4CCQG0
賢者「ふぉっふぉっふぉww 切り替えが早くて助かるわい」

勇者「まだ、納得するまでには時間がかかるだろうが、停滞していたところで物事は好転しない」

賢者「では、早速行くかの」

勇者「どこへだ? 城か?」

賢者「その前に、まずは家に帰る。 さすがにボロボロの服で謁見しては様にならんじゃろう」

勇者「ふん、人間どもは一刻も早く魔王討伐の知らせを聞きたいと思うがな」

賢者「かもしれんが、おそらく謁見の後は雪崩のような勢いで行事やらパーティーやらが遂行されるやもしれん。 
   我が国の王はあれで良く出来た人物じゃが、その場のノリで事を進めたがる。 
   わしも初めての大魔法で流石に疲れたわい」

勇者「・・・・・・分かった。 ならば、さっさと行くとしよう。 
   もはや、魔王ではなくなった我にとって、王城に残る意味はない」

賢者「うむ、ではこの魔法陣に入るがよい。 家まで一瞬じゃて」 ブゥン

勇者「あぁ・・・・・・」

賢者「む? どうしたのじゃ、玉座に未練でもあるのかの?」

勇者「・・・・・・これが勇者の望んでいたことなのか、とな」

賢者「考える時間なら、それこそこれからいっくらでもあるわい ふぉっふぉっふぉww」

勇者「確かに、そうだな」

賢者「よし、それじゃあ行くぞい!!」





―――賢者は転送魔法を唱えた!!


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