過去ログ - 勇者「お前が勇者をやってみろ」 魔王「どうしてそうなる?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
2012/03/28(水) 01:19:28.93 ID:wqn4CCQG0
勇者「くっ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
賢者「まぁ、いい子でいれば、次第に監視も緩くなり、やがては開放されるじゃろう」
勇者「悪になりたければ、まず聖人であれというのか・・・・・・くそっ」
賢者「まぁ、簡単に言えばそうじゃな」
勇者「こ、これは本当に、呪いと同じではないか・・・・・・」
賢者「勇者とは善行を行いし聖人。 神や精霊は、その行いと引き換えに、
人の身には余るだけの力を授けてくださる」
勇者「まるで、心臓に杭を打ち込まれたかのような気分だ」
賢者「精神が魔王であることで、補正が働いているのかもしれんのう。 ふぉっふぉww」
勇者「封印される魔王とは、この様な心境であったのだろうか」
賢者「何を言っておる。 悪事さえ働かなければ、食事も散歩も風呂も入れる。
おまけに、魔王を倒した勇者としての生活が待っておるんじゃぞ? 左団扇ではないか」
勇者「魔王には毒ガスを吸わされ続けられるようなものだ」
賢者「ふぉっふぉww 馴れじゃよ、馴れ。 まぁ、早いこと受け入れることじゃな。
最早どうしようもないことなのじゃ。 元の肉体はなく、悪事を働けない。
元魔王として、器の大きいところで現実を受け止めておけ。 ふぉっふぉっふぉww」
勇者「っく・・・・・・歴代魔王の中で、最も不憫な者として伝説になりそうだ」
賢者「今は勇者じゃろ。 安心せい。 しばらくはわしがお主の世話を焼いてやるわい。
人間の世界での生活なんてしたことないじゃろうからな。
それも、“彼”との約束のうちじゃなからな」
勇者「・・・・・・確かに、これ以上何を思ったところで建設的ではないだろう」
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