過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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[saga]
2012/04/02(月) 15:27:57.46 ID:H1x2My9B0
購買でパンを買い、合唱部室へと向かう。
朋也「よぅ」
なかでは、三人がいつものように仲良く話をしていた。
杉坂「岡崎さん。来たんですね」
朋也「最近はずっと来てるだろ?」
さすがにその輪の中に入るのはためらわれたので、少し離れたところに腰を落ち着かせる。すると、三人が俺の近くに来ると、周りに腰を落ち着かせた。
原田「岡崎さんは、あたしたちの一番初めのお客さんですからね。それに、仁科から話は聞いています。合唱部と演劇部の設立のために、一生懸命になってくれたとてもいい人だって」
朋也「いや、俺はたいしたことはしてねぇよ。ただ、相談されて、アドバイスして、ちょっとだけ手伝っただけだ。頑張ったのは、仁科だ」
仁科「そんなことはないです。岡崎さんがいなかったら、今こうして穏やかに過ごすことももしかしたら出来なかったかもしれないことですから」
朋也「そうかな。俺は俺のしたいことをしただけだけど」
原田「仁科がそう言っているんだから、素直に受け止めてあげてくださいよっ!あたしと望も、岡崎さんには感謝してるんですから。ね、望?」
杉坂「そうですよ。岡崎さんは、おそらく自分で思ってる以上に、私たちのために行動してくれました」
朋也「………………」
そうか……。ここは、いつの間にか、俺の居場所として認められていたのか……。仁科は、俺にとってただの物珍しい人間ではなかった。
誰よりも……俺に近い立場に立たされながら、今は俺よりも遥か先に立っている。
そんな仁科が行き着く先を見たい、そんな俺の想いが、いつの間にか杉坂や原田も巻き込んで、今の形になっていったのだ。
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