過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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2012/03/30(金) 20:27:31.77 ID:S2fDDXur0
杉坂「おねがいします。聴きに来ないでとまでは言いませんから、せめてりえちゃんが自分で演奏しているときだけ聴きに来てください。
   岡崎さんが来ると、りえちゃん、また無理して演奏しちゃうだろうから……」
朋也「……わかったよ。ヴァイオリンの音色が聴こえてきたら、邪魔するよ」

結局深い話は聞かず、それだけ約束した。

杉坂「ありがとうございます」
朋也「友達思いなんだな。仁科のこと、思ってるんだな」
杉坂「いえ……そんなことは……」

少し頬を赤らめながら答える。こういうことを言われるのは慣れていないんだろう。

杉坂「でも……岡崎さんが来なくなると、仁科さん、寂しがるかもしれませんね……。
   私以外の誰かに演奏を聴いてもらうなんて、なかなかなかったから……」
朋也「難しい問題だな……。まぁ、ヴァイオリンの音色が聴こえたら邪魔するから、心配するな。必ず行くから」

そう約束してやった。杉坂は、眩しいまでの笑顔で言った。

杉坂「ありがとうございますっ!」
朋也「ああ、じゃあな」

そういって、杉坂と別れた。


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