過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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151: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:40:39.28 ID:cZmeGaaU0
学校に着き、教室へと向かう。
仁科のことを気遣い、時間は一時間目と二時間目の間の休み時間に到着するように歩いてきていた。その道の途中。

声「朋也〜、ちょぉっといいかしら?」

以下略



152: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:41:25.87 ID:cZmeGaaU0
中庭へと連れて来られた。

朋也「授業、始まっちまうぞ」
杏「別に関係ないわよ」
朋也(一体、杏の奴、俺に何の用だ……?)
以下略



153: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:42:21.35 ID:cZmeGaaU0
朋也「昨日は……、春原の部屋で適当に時間を潰してたけど」

なにか言ってはいけないような気がしたから、つい嘘を言ってしまった。
と、そこに、最悪のタイミングで金髪の奴が姿を現した。

以下略



154: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:43:46.84 ID:cZmeGaaU0
杏「……で、本当はどこにいたのかしら?」

邪魔者がいなくなり、再び俺に向き直る。

朋也「……合唱部の奴らと遊びに行ってたんだよ」
以下略



155: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:44:45.39 ID:cZmeGaaU0
杏「……あんた、すごく楽しそうにしてたから……」
朋也「ああ、まぁな。でも、下級生と遊んでたなんて、あんまり知られたくないぞ、俺は」
杏「別に言いふらすつもりは無いわよ。あんたに言いたいのは、ひとつだけよ」
朋也「なんだよ?」
杏「あの、合唱部の部長、いるじゃない?あの子、たぶんあんたのことを一番身近に感じているわ。同じ境遇に立たされた者同士、だからかしらね」
以下略



156: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:46:39.30 ID:cZmeGaaU0
朋也「あのなぁ……。俺が言うのもあれかもしれないけどな、授業はちゃんとでたほうがいいぞ?特におまえ、クラス委員だろうが」
杏「クラス委員は関係ないでしょ?それに、そんなにくだらない話でもないじゃない」
朋也「別に授業をサボってまでする話でもないだろ」
杏「あたしにとっては大事な話なのよ」
朋也「……そう心配するな。俺は、気まぐれであいつらから離れたりしねぇよ。あいつの行き着く先を見るのが、今の俺の目標だしな」
以下略



157: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:50:10.76 ID:cZmeGaaU0
四時間目の授業が終わると、すぐに食堂へと向かう。

朋也(さすがに毎日のようにあの喧騒の中に飛び込んでいくのはごめんだからな……。あ、そうだ)

野暮用を思い出し、春原の席に近づく。
以下略



158: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:51:42.36 ID:cZmeGaaU0
すっかり慣れてしまった合唱部の部室。そのドアを開け、中に入る。

朋也「おまえらは、本当に仲いいよな」

いつもと変わらず楽しそうに話している仁科たちを見て、心底そう思う。
以下略



159: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 19:55:39.01 ID:cZmeGaaU0
原田「仁科のお弁当って、すごくおいしいんですよ!ちょっとびっくりしちゃった」
朋也「そうなのか。俺もちょっと食ってみたかったな」
仁科「岡崎さんがもう少し早く来ていれば、残っていたんですけどね」
杉坂「りえちゃん、今度から岡崎さんの分も作ってきてあげればいいじゃん」
仁科「えっ?私が?」
以下略



160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/06(金) 19:56:14.79 ID:hJZWC/tIO
杉坂さんはアニメ版、仁科さんは漫画版だよな


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