過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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170: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/06(金) 20:14:38.09 ID:cZmeGaaU0
朋也「そうか。なら、俺はおまえのために行動する」
仁科「岡崎さん……。前にも聞いたと思いますけど、もう一度聞いてもいいですか?」
朋也「なんだ?」
仁科「岡崎さんは、どうして私のためにここまでしてくれるんですか?」

それは確かに、前にも聞かれた質問だった。前は……なんて答えたっけな……。
今は、答えは決まっていた。

朋也「おまえは、その質問にどんな答えを期待しているんだ?」
仁科「えっと……別に期待している答えは……ありませんが」

言いよどむ。しかし、なんとなくその答えはこいつもわかっているんだろう。
しかし自分からは言い出せないから、俺に言わせようとしているのだ。

朋也「……ったく、卑怯な奴だな、おまえは……」

仁科の頭に手を乗せて言ってやる。仁科は、期待通りの反応を示して見せた。

仁科「あの……。それで、どうなんですか……?」
朋也「決まってる。誰だって、自分の大切な人が幸せになってくれたら嬉しいだろ?俺もそうだ。俺の大切な人……仁科りえという人が幸せになってくれたら、俺は嬉しい。それだけだ」

手を乗せたまま、そう答える。すると仁科は、みるみる顔を赤くする。

仁科「〜〜〜……。そ、それは……岡崎さんにとって……私は大切な人……ということでしょうか……?」
朋也「ああ、そうだ。俺は、仁科……いや、りえ。おまえのことが好きだ」
りえ「〜〜〜〜〜〜〜っ!」

声を詰まらせる。


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